□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月19日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== ようやく出遅れ感解消が始まった天然ゴム、現金給付で米自動車市場の回復加速か =================================== <三角保合相場を上方ブレイク> JPX天然ゴムRSS先物相場は、約3か月にわたる三角保合相場を上放れしている。昨年10月29日の1㎏=292.90円をピーク、11月5日の206.80円をボトムに方向性が乏しい展開が繰り返され、今年に入ってからは220~250円水準が新たなコアレンジになっていた。特に意味なく急伸したと思えば、逆に意味なく急落するような展開が繰り返され、結果的に明確な方向性を打ち出せない展開になっていた。マーケット全体を見渡せば、株式やコモディティ相場は全般的に水準を切り上げる動きが目立ったが、ゴム相場に関しては膠着状態を前提とした逆張り対応か売買見送りが、マーケット対応としては「正解」の状態が続いていた。 こうした中、トレンド形成のきっかけとして何が必要なのかが議論されていたものの、明確な市場のコンセンサスはなく、薄商い、膠着状態、相場テーマ不在という極めて難しいマーケット環境で時間ばかりが消化されていた。… … …(記事全文3,705文字)
