□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月17日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 原油価格100ドルを予想するスーパーサイクル理論とは? =================================== <原油価格のスーパーサイクル理論> ブレント原油先物に続いてWTI原油先物も1バレル=60ドルの節目を回復し、原油相場は概ね新型コロナウイルスの需給ショックが発生する前の価格水準を回復した格好になっている。短期目線では需要が回復フェーズにある一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスの協調減産政策の成功、更には米国など非OPECプラスの産油環境が悪化していることが、需給リバランスを促すとの見通しに基づくものである。 一方で、既に昨年の急落前の相場水準を回復しているにもかかわらず、原油相場高には達成感や息切れ感がみられず、更に上値を切り上げる可能性も十分に想定できる状況になっている。マーケットではこうした原油相場の値動きは「スーパーサイクル(supercycle)」理論で説明が可能であり、原油相場は更に大きく上昇するのではないかとの見方が浮上し始めている。… … …(記事全文3,718文字)
