□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月15日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 2月需給報告を受けてのシカゴ穀物相場の下げは一時的? 次は展望会議の消化へ =================================== <USDA需給報告後に調整売り> シカゴ穀物相場は、米農務省(USDA)が2月9日に公表した最新の需給報告(WASDE)を受けて、調整売りに上値を圧迫する展開になっている。CBOTトウモロコシ先物相場は、2月9日の1Bu=574.00セントから11日の525.00セントまで、8.5%下落している。CBOT大豆先物相場も、9日の1,410セントから11日の1,337.00セントまで、5.2%下落している。 大豆に対してトウモロコシの下落率が大きくなっているが、これは需給報告を受けてトウモロコシ相場が急落したことに大豆相場がつれ安した論理構成から理解できる。需給報告の内容そのものは、トウモロコシ相場にネガティブ、大豆相場にポジティブであり、実際に大豆相場は9日の取引で前日比14.00セント高の1,402.00セントと急伸している。ただ、もともと過熱感が強くなっていたこともあり、需給報告発表後のトウモロコシ相場急落を眺めて、大豆市場でも調整売りが膨らんだ格好になっている。足元では押し目買いも入り始めているが、依然として地合は不安定化している。… … …(記事全文4,315文字)
