□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月12日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 6年ぶりの高値を更新したプラチナ相場の論理、鍵を握るのは投資・宝飾需要か =================================== <6年ぶりの高値更新> NYMEXプラチナ先物相場は、2015年1月以来となる約6年ぶりの高値を更新した。年初の1オンス=1,081.00ドルに対して2月11日高値は1,281.40ドルに達している。1か月近くにわたって1,100ドルの節目を巡る攻防が続いていたが、上昇トレンドが維持されていることが再確認できる状況になっている。昨年3月の562.00ドルからは2.3倍の価格水準に達しているが、チャートでも長期底入れ感が強くなっており、トレンドフォローの買いが膨らみ易い状況になっている。 プラチナ相場高騰の背景にあるのは、需要回復に対する信頼感の強さである。その意味では、非鉄金属や原油相場などと共通したテーマに基づく上昇地合と評価できる。新型コロナウイルスの需要ショックがピークを脱し、今後はパンデミック後の本格的な需要環境改善を織り込む動きが優勢になっている。… … …(記事全文3,857文字)
