□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月4日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 有事想定さえ疑われる中国のコーン大量輸入、アルゼンチンでは穀物輸送停滞 =================================== <高値圏での取引が続くシカゴ穀物相場> CBOTトウモロコシ先物相場は、1月13日の1Bu=541.50セントをピークに25日の492.50セントまで急落していたが、足元では550セントの節目水準まで値上がりしている。2013年6月以来となる約7年半ぶりの高値を更新している。一方、CBOT大豆先物相場は1月13日の1,436.50セントをピークに25日の1,298.00セントまで急落したが、足元では1,340~1,380セント水準まで切り返している。トウモロコシとは異なり急落前の高値を上抜くような展開にはなっていないが、一気に値崩れを起こすことは回避されている。 昨年8月以降は急ピッチな上昇相場が続いてきたため、ファンドの持ち高調整のニーズは完全には解消されていない。米商品先物取引委員会(CFTC)によると、直近の1月26日時点の大口投機筋(Non-Commercials)のネットポジションは、トウモロコシが54万7,677枚の買い越し、大豆が23万6,433枚の買い越しであり、依然として膨大な規模の投機マネーが穀物市場に滞留した状態にある。特にトウモロコシ相場は過熱感が極めて強い状態だが、ファンダメンタルズの強さから本格的な資金流出は回避されており、高値波乱の相場展開になっている。… … …(記事全文4,255文字)
