□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月3日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 原油相場が1年ぶりの高値更新、OPEC+は毎月在庫の減少が続くと強気見通し =================================== <原油相場が1年ぶりの高値を更新> NYMEX原油先物相場は2月2日の取引で1バレル=55ドルの節目を上抜いた。昨年1月24日以来となる約1年ぶりの高値を更新している。1月13日の53.93ドルで上げ一服となった後は、50ドル台前半でやや上値の重い展開が約3週にわたって続いていたが、改めて上値を切り上げたことで地合の強さが再確認されている。 1月中旬以降の原油相場の伸び悩みは、新型コロナイルスによる短期需要環境悪化を織り込んだものだった。特に中国で春節前に新規感染者数が突然に増加傾向を見せたことで、パンデミックの第二波が原油需要環境に対して大きなダメージを受けるリスクが警戒された。このリスクは依然として解消されておらず、実際に非鉄金属相場は上値の重さを見せている。春節で資源調達の動きが鈍化する季節要因もあって、主に需要サイドから短期需給緩和圧力が強まるリスクが警戒されている。… … …(記事全文3,721文字)
