□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月2日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== パンデミックで2020年金需給はどう動いた? Gold Demand Trendsを読み解く =================================== <2020年の金需要は11年ぶりの低水準> ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が「Gold Demand Trends Full year and Q4 2020」を公表した。過去のデータになるが、新型コロナウイルスのパンデミックが金需給環境にどのような影響を与えたのかを同レポートを元に振り返ってみたい。 2020年の金需要であるが、総需要は前年比725.0トン減の3,675.4トンとなった。これは2009年以来となる11年ぶりの低水準になる。項目別だと、宝飾が809.4トン減の1,327.3トン、テクノロジーズが24.0トン減の301.9トン、バー・コイン投資が25.2トン増の896.1トン、上場投資信託(ETF)関連投資が478.8トン増の877.1トン、公的部門が395.6トン減の272.9トンとなっている。加工需要(宝飾+テクノロジーズ)と公的部門の落ち込みを投資需要(バー・コイン+ETF)の拡大では、完全には相殺できなかったことが確認できる。… … …(記事全文4,233文字)
