□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年1月18日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 米金利上昇・ドル高局面で売られる金相場、パウエルFRB議長はテーパリング否定も =================================== <金利上昇のアルゴリズム売り> COMEX金先物相場は昨年12月1日以来となる約1か月半ぶりの安値を更新している。バイデン新政権の発足を前に1月6日の取引では一時1オンス=1,962.50ドルまで上昇していたが、同日の取引で45.80ドル安、8日に更に78.20ドルと二度にわたって急落地合が観測されており、19日のアジアタイムには一時1,800.80ドルまで値下がりしている。長期トレンドラインとして注目される200日移動平均線(1.,846.00ドル)との攻防になっているが、同水準の下抜けが警戒されている。 米商品先物取引委員会(CFTC)によると、1月12日終了週の大口投機筋のポジションは、買いが前週比3万6,729枚減の31万3,217枚、売りが同3,638枚減の6万6,990枚となっている。大規模な買い玉整理が行われており、恐らく米長期金利1%突破、もしくはCOMEX金先物相場の1,900ドル割れなどをストップロスとしたアルゴリズム系の注文が一斉に消化されたことが、金相場の下げをエスカレートさせたことが窺える。… … …(記事全文4,198文字)
