□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年1月19日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 需要回復期待の織り込み続く原油相場、シェールオイル増産警戒も現状では許容範囲 =================================== <原油価格は50ドル台定着が進む> NYMEX原油先物相場は1月5日の取引で1バレル=50ドルの節目を突破したが、13日高値は53.93ドルに達しており、昨年2月20日以来の高値を更新している。その後は上げ一服となっているが、52ドル台前半を維持した状態にある。 原油相場は、新型コロナウイルスのワクチン開発の動きが本格化した昨年11月以降に、将来の需要環境改善を先取りする形で50ドルの節目に迫る展開になっていた。ただその一方で、欧米を中心に依然として厳しい感染状況が報告される中で50ドル台へのコアレンジ切り上げが見送られていた。しかし、1月5日にサウジアラビアが2~3月に日量100万バレルの自主的な追加減産を行うと発表すると、需要環境の悪化リスクを考慮に入れても需給緩和リスクは限られるとの評価から、50ドル台前半にコアレンジを切り上げることに成功している。… … …(記事全文3,337文字)
