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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

三角持ち合い相場が続く天然ゴム、急騰一服後の落ち着き所を探る

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年1月15日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  三角持ち合い相場が続く天然ゴム、急騰一服後の落ち着き所を探る =================================== <短期需給ひっ迫感を消化しつつ、落とし所を探る> JPX天然ゴムRSS先物相場は、典型的な三角持ち合い相場を形成している。昨年10月29日の1㎏=292.90円が高値、11月5日の206.80円が安値となり、その後は2カ月以上にわたって上値を切り下げる一方、下値を切り下げる持ち合い相場が続いており、明確なトレンド形成が拒否されている。昨年末にかけては、年末を前に持ち高調整の売り圧力が強まり、1月4日安値は218.00円に達した。ここで値崩れに向かうのかが注目されたが、年初からは改めて押し目買いを入れる動きが強まり、1月8日高値は248.60円に達している。ただ、250円の節目を回復するには至らず、足元では再び240円水準での取引になっている。 こうした三角持ち合い相場は、強気派と弱気派がともに先行きに強い自信を持てない状況で形成されるものであり、実際に買いポジションでも売りポジションでも納得のいくパフォーマンスを出すことは難しい状況に陥っている。このため、JPXゴム市場では売買を見送る向きも増えており、敢えて積極的に売買を仕掛けるような動きがみられない状況になっている。それが更に相場の不安定化を促す悪循環に陥っており、ファンダメンタルズ目線よりも現在の三角持ち合い相場をどのような形で終了に向かわせることが可能なのか、チャート環境の行方の方が重要視され易いマーケット環境になっている。
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