□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年1月14日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 金・白金スプレッドが急速に縮小中、バイデン・トレードの恩恵受ける白金相場 =================================== <プラチナの相対パフォーマンスが向上中> 昨年11月3日の米大統領選と前後して、貴金属市場では静かだが大きな近く変動が生じている。即ち、貴金属市場内において「金>プラチナ」のパワーバランスが、「プラチナ>金」に転換しているのである。 金・プラチナ価格のスプレッドは、新型コロナのパンデミック環境の中で急激な拡大を見せ、2020年年初の段階では1オンス=500~600ドル水準だったのが、昨年後半には一時1,000~1,100ドル水準まで拡大していた。金相場が過去最高値を更新するプロセスにおいて、プラチナ相場はそれに連動したパフォーマンスを実現することができなかった。金相場が昨年8月にピークアウトした後は、金・プラチナ価格のスプレッド拡大もピークアウトしたが、スプレッド縮小の動きは見送られていた。しかし、米大統領選後は同スプレッドが急速に縮小し、昨年末には815.90ドルとピーク時から200ドル以上縮小し、足元では更に700ドル台前半まで縮小ペースが加速した状態になっている。… … …(記事全文3,593文字)
