□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年1月8日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== インフラ投資に期待するコモディティ市場、限月間で異なる景色を見せる天然ゴム =================================== <クリーンインフラ投資に期待するコモディティ市場> コモディティ価格の上昇ペースが加速している。商品指数(Refinitiv/CoreCommodity CRB Index Excess Return)は、昨年4月21日の101.48ポイントで底入れした後、8~10月にかけては140~155ポイント水準まで切り返していた。新型コロナウイルスのパンデミックによる経済活動の停滞がピークを脱したとの見方が広がった結果である。11月に入ると製薬大手が相次いで新型コロナウイルスのワクチン開発に成功したことで、2021年の経済活動の正常化が確実視される動きと連動して、年末には167.80ポイントまで更に上昇していた。年明け後はこの上昇ペースが更に加速し、足元では172ポイント台まで一段高になっている。 これは、昨年2月21日以来の高値であり、既に過去最高値を更新している米国株などと比較すると出遅れ感もみられるが、コモディティ価格全体の上昇トレンドが確立した状態にある。従来から続く経済活動の正常化期待に加えて、足元では米国のバイデン次期政権の大規模な景気刺激策、インフラ投資に対する期待感を織り込む動きが、コモディティ価格の上昇ペースを加速させている。… … …(記事全文3,797文字)
