□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年12月29日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 2020年の原油相場を振り返る、パンデミックのダメージが最大だった市場 =================================== <史上初のマイナス原油価格> 2020年の原油相場は、新型コロナウイルスのパンデミックの直撃を受けた。全資産クラスの中で、最もダメージの大きかったマーケットの一つであり、そのショックは年末を迎えても十分に解消できたとは言えない状況になっている。 NYMEX原油先物相場は、年初の1バレル=61.60ドルに対して、1月8日には65.65ドルまで値上がりしたが、これが年間高値になっている。一方、その後はパンデミックの深刻化と連動して4月21日に6.50ドル、期近限月ベースでは歴史上初めてとなるマイナス価格が示現した。ただ、6月には40ドルの節目を回復し、その後は10月にかけて同水準で約5カ月にわたるボックス相場を経て、12月18日に付けた49.43ドルが戻り高値となっている。50ドルの節目を年内に回復するのは、やや難しい状況になっている。… … …(記事全文4,016文字)
