□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年12月18日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 中国素材市況高騰の中、不安定な値動きを続ける天然ゴム =================================== <中国コモディティ市場で循環物色の動き> JPX天然ゴム先物RSS相場は12月3日の1kg=266.70円をピークに11日の226.00円まで、僅か1週間強で最大40.70円(15.3%)の急落地合になった。特に目立ったネガティブ材料がみられない中で急落する投機色の強い値動きになっていたが、足元では240円台までの切り返しが進んでいる。依然として特に意味なく急落する場面もみられるが、基調としては11月の急伸地合に対する反動安を消化し、改めて地合を引き締めるフェーズに移行していることが窺える。 依然として投機色が強い上海ゴム相場の値動きに左右されるが、中国経済と関係性の深いコモディティ市況が全面高の展開になる中、やはりゴム相場のみ値下がりを促すのは難しかったということだろう。コモディティ市場では、欧米のパンデミックによる経済環境の不安定化よりも、中国を筆頭としたグローバルな景気回復動向の方が重視されている。… … …(記事全文3,759文字)
