□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年06月15日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 産地主導の価格下落が続く天然ゴム、農家の安値限界ラインを打診する =================================== <産地主導の下押し圧力> 東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場は、5月22日の1㎏=202.10円をピークに180円水準まで下落する展開になっている。6月14日安値は178.30円であり、最大で23.80円(11.8%)の急落相場となり、4月6日以来の安値が更新されている。 5月の堅調地合に関しては、「産地相場の堅調地合」と「円安」が主な要因だったが、6月入りしてからは産地集荷量の安定化から現物相場が弱含み、それが東京・上海ゴム相場も押し下げる展開になっている。… … …(記事全文3,686文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)