□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年04月23日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== トランプ米大統領がTwitterで原油高批判、Twitter外交の恐怖を再確認 =================================== <Twitter外交に付き合わざるを得ず> トランプ米大統領は、アメリカの重要な政策方針をTwitter(ツイッター)で突然に打ち出す傾向にある。既存の伝統的メディアに対する「フェイクニュース(嘘ニュース)」批判もあってか、メディアを通じた記者会見での政策発表よりも、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を使った直接的な情報発信に魅力を感じている模様だ。通常であればホワイトハウス報道官を通じて発せられるような情報でさえも、Twitterで大統領自らが発信する傾向が強くなっている。 これは2016年の大統領選時から観測されていたものであり、その当時からマーケット関係者はトランプ大統領のTwitterでの発言内容をチェックする新しい仕事を求められていた。大統領が何を考えているのかが、記者会見などの予定もない突然のタイミングで発せられる過去にはない政策情報の発信環境となる中、相場環境は極度に不安定化することになった。… … …(記事全文4,042文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)