□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年05月15日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。週明けに協調減産の延長で、サウジアラビアとロシアが合意したとの報が伝わりました。サプライズ感まではありませんが、この合意が何を意味するのかを検証します。 =================================== サウジとロシアが9カ月の減産延長で合意、政策主導のリバランスを続ける =================================== <投機売り続くも、値ごろ買いの動きもあり> 原油相場の方向性が定まらない。NYMEX原油先物相場は、4月12日の1バレル=53.76ドルをピークに急落地合を形成し、5月5日には43.76ドルまで下値を切り下げた。これは、昨年11月15日以来の安値更新になる。しかし、その後は安値是正の動きが目立ち、週明けの取引では49ドル水準での切り返しを見せている。 今年は、1~2月期は50~55ドルをコアに比較的狭いレンジ内でのボックス相場が目立ったが、3月以降は概ね2週間前後のタイムスパンで急騰と急落が繰り返される荒れた相場展開になっている。理由は単純であり、過剰在庫環境の解消が実現するか否か、マーケットが明確なコンセンサスを形成できていないことにある。… … …(記事全文5,028文字)
