□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年04月26(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場の短観です。マクロな投資環境、生産環境、生産国の最新動向などを解説します。 =================================== リスクオンでも上がらない天然ゴム相場、生産国の限界を改めて打診か =================================== <キャタピラー株は急伸したが…> 東京商品取引所(TOCOM)天然ゴム先物相場は、4月20日に昨年11月15日以来の安値となる1㎏=198.00円を付けるも、その後は220円水準までリバウンドする展開になっている。4月23日のフランス大統領選を経て、リスクマーケットが総じて落ち着きを取り戻していることが、天然ゴム相場に対してもポジティブに機能している。 天然ゴム相場はリスクオン、リスクオフの単純な二元論で売買されている訳ではないが、リスクオンの地合は為替市場で円安圧力に直結する傾向が強いだけに、少なくともTOCOMの円建て天然ゴム相場に対しては為替要因で一定の追い風が吹くことになる。もっとも、4月下旬の円安圧力は最大でも3.26円/ドルに留まっており、理論上は天然ゴム相場を7~8円程度押し上げる程度のインパクトである。TOCOMゴムの20円近い値上がり幅に対してはやや過熱感が否めない状況にある。… … …(記事全文4,763文字)
