□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年04月25(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場の短観です。今回は内部要因とOPEC協調減産の延長議論について整理を行います。 =================================== ロシアが態度を保留した協調減産の延長議論、年後半の需給見通しに不確実性 =================================== <当業者の売りが上値圧迫> NYMEX原油先物相場は、4月12日の1バレル=53.76ドルをピークに、24日安値は49.03ドルに達した。これは3月29日以来となる約3週間半ぶりの安値更新となる。3月下旬の原油相場は最大で6.75ドルのリバウンドになっていたが、その70%に相当する4.73ドルの下げが実現した格好になっている。 基本的には、価格上昇で改めて当業者の売り圧力が強まった影響が大きい。米商品先物取引委員会(CFTC)によると、当業者のネットショート(売り越し枚数)は、4月4日の40万5,772枚をボトムに、11日42万9,398枚、18日44万5,250枚と、概ね1週間に2万枚前後のペースで増加している。50~55ドルのレンジに関しては売却価格を固定する妙味がある価格水準と評価している向きが多いことが窺える。… … …(記事全文4,693文字)
