□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年04月19日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。米国ではいよいよ穀物の作付け作業がスタートしています。天候相場の基礎知識を確認しつつ、今季の現状を中心に解説します。 =================================== 天候相場が始まった穀物相場、今季の天候相場の傾向と対策 =================================== <いよいよ天候相場が幕開け> 米穀倉地帯では春小麦やトウモロコシの作付け作業が本格化し、いわゆる「天候相場」を迎えている。これから作付面積をどのように割り振るのかを確定すると同時に、作柄環境の推計作業が本格化することになる。 トウモロコシの場合だと、5月中旬(Mid May)までの作付け進捗率、そして7月の降水量と気温がイールド環境に大きな影響を及ぼすことが米農務省(USDA)の調査などで確認されており、今後1カ月にどの程度のペースで作付け作業が消化できるのかが、穀物市場における最大の関心事になる。夏の受粉期のホット・アンド・ドライ(高温乾燥)への耐性を強化するために現段階でできることは、良好な気象環境を祈ることの他には、できるだけ作付けを早く済ませて、ホット・アンド・ドライに耐えられる成長を実現しておくことしかないためだ。… … …(記事全文4,399文字)
