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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

需給インパクトはゼロでも、原油市場がシリア情勢の混乱に注目する理由

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年04月11日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場の短観です。原油に限らず各マーケットが地政学的リスクの評価に揺れ動いていますが、原油市場におけるシリア情勢の持つ意味を検証します。過去のシリア情勢と原油価格との関係性、最近の原油相場のトピックなどについても解説します。 ===================================  需給インパクトはゼロでも、原油市場がシリア情勢の混乱に注目する理由 =================================== <シリア情勢の原油市況インパクトは?> NYMEX原油先物相場は、3月22日の1バレル=47.01ドルをボトムに、4月10日終値では53.08ドルまで切り返す展開になっている。これは3月7日以来の高値であり、3月8日に発表された米原油在庫増加をきっかけとした原油安に関しては、少なくともチャート上では完全に終止符を打つことに成功した形になっている。1~2月の50~55ドルをコアとしたレンジに回帰しており、このまま再び50~55ドルのレンジ相場に回帰するのか、それとも55ドルの節目ブレイクがあるのかが打診される局面を迎えている。 4月の原油相場においては、シリア情勢が無視できない状況になっている。シリアの争乱に関しては、「アラブの春」の余波がシリアにも波及した2011年から始まっており、原油市場のテーマとしては特に目新しいものではない。11年1月に反政府デモが始まった当時の原油相場は90ドル前後で取引されていたが、その後は抗議デモの拡散、更にはデモが先鋭化した3~4月にかけてリスクプレミアム加算の動きが加速し、5月2日には114.83ドルを記録した経験もある。その後、原油市場においてシリア情勢は余り大きな関心が払われてないままに6年が経過していたが、4月7日に米軍のシリア攻撃が行われると再び「供給リスク」としての評価が高まり、原油相場のリバウンド傾向を加速させる一種の援護射撃になっている。
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