□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年04月06日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場の短観です。3月以降は米原油在庫がメインテーマ化した感が強くなっていますが、原油在庫の短期トレンドを巡る議論、原油価格との相関状況などを検証します。また、内部要因の視点から下落リスクがどの程度残されているのかも確認してみます。 =================================== 1カ月ぶりの高値を更新した原油相場、米在庫評価の改善を反映する =================================== <米在庫トレンドとの逆相関が強まる> 原油相場の地合が改善している。NYMEX原油先物相場は、4月5日の取引で1バレル=51.88ドルまで上値を切り上げ、3月8日以来となる約1カ月ぶりの高値を更新している。 3月は、米原油在庫の積み上がりを背景に「国際原油需給のリバランスは失敗した」との見方が広がった結果、一時47.01ドル(3月22日)まで軟化していた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国は年初から協調減産に踏み切っているが、シェールオイルの増産によって世界の原油在庫環境の正常化は進まず、原油高よりも原油安が必要との見方に傾いた結果である。… … …(記事全文4,302文字)
