□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年04月03日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。USDAの作付意向面積について解説します。いよいよ穀物の天候相場が開始されますが、その前提となる面積を巡る議論の現状と、今後の展望になります。 =================================== 作付意向面積は大豆が一人勝ちになるも、再び揺れ動く面積計画 =================================== <米農家は大豆の作付けに魅力感じる> 米農務省(USDA)は3月31日、2017/18年度の作付意向面積(Prospective Plantings)を発表した。まだ米農地では作付け作業が本格化している訳ではなく、あくまでも農家の「意向」を調査したものになるが、これから本格化する天候相場に向けて、3月初旬時点で米農家がどのような「意向」を有しているのかは、極めて重要なデータになる。 もちろん、どのような作物をどのような比率で作付けするのは、作付けシーズンの開始前から大部分が決まっている。作付け作業が開始される前には、種の手当が必要不可欠であり、更には作付けシーズンのリスクに備えた保険契約なども事前に済ませておく必要があるためだ。このために2月や3月時点でもある程度まで精度の高い作付面積予想を行うことは可能であり、実際にUSDAからは2月時点で長期展望(Long-Term Projections)やアウトルック・フォーラム(Outlook Forum、展望会議)などでも作付面積予想が発表されており、これらは一定の信頼性がある数値になっている。… … …(記事全文4,852文字)
