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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

大豆相場の値下がり続く、需給緩和が17/18年度に持ち越されることへの警戒

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年03月29日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。大豆相場の短観です。穀物相場の中でも特に地合の悪化が目立つ状況ですが、現在の相場環境と今後のポイントなどを検証します。 ===================================  大豆相場の値下がり続く、需給緩和が17/18年度に持ち越されることへの警戒 =================================== <南米産の豊作確定で年初来安値更新> 大豆相場が軟化している。CBOT大豆先物相場は、今年1月18日に1Bu=1,080セントまで値位置を切り上げていたが、その後は2月にかけて1,050セント水準までコアレンジを切り下げ、3月中旬に1,000セント水準での揉み合い相場を経て、同27日安値は968.25セントに達している。これは今年に入ってからの最安値であり、昨年10月17日以来となる約5か月半ぶりの安値まで値下りしていることを意味する。 大豆相場の大きな流れを振り返っておくと、昨年5~6月には南米産の不作が伝わったことで、大口投機筋(Non-commercials)のネットロングは6月28日時点で25万2,074枚に達していた。しかしその一方で米国産の豊作環境が徐々に明らかにされる中、7~9月には強力な下押し圧力に晒され、9月27日時点のネットロングは9万8,470枚まで減少していた。いわゆるハーベスト・ロー(harvest low=収穫期の安値)を付ける動きである。
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