□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年03月27日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴムの短観です。相変わらず荒れた値動きを見せていますが、今回は資金フローと供給サイドの分析を中心に行います。先行きが見通しづらく東京市場では売買見送りムードも強い状況ですが、現状分析・展望を行います。 =================================== ゴム生産地はウインタリングに向かうも、今年の減産期明けは早いとの見方 =================================== <投機マネーの流出続く> 天然ゴム相場の下落圧力が継続している。東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場は3月10日の1㎏=255.40円をボトムに、その一週間後になる17日には270.00円まで切り返していた。しかし、18~19日の春分の日の3連休を挟んで改めて売り圧力が強まり、27日の取引では230円台までコアレンジを切り下げている。これは昨年12月5日以来の安値であり、直近高値となる1月31日の366.70円からは最大で131.40円(35.8%)もの急落地合になっている。 引き続き国際ゴム価格形成の主導権を握っているのは、上海期貨交易所の天然ゴム相場である。こちも3月13日の1トン=1万7,150元をボトムに20日の1万8,830元まで切り返していたが、足元では1万6,000元台前半まで急落している。これは昨年11月21日以来の安値更新となるが、未だ底打ち感は見られない状況になっている。… … …(記事全文4,450文字)
