□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年11月08日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 原油相場は、10月前半の急伸から10月後半は急落に転じ、11月入りした後も上値の重い展開が続いています。第一回ハイレベル協議後の新しい動き、新たに得られた情報などを中心に検証します。 =================================== OPEC合意前の価格に回帰した原油相場、需給均衡化は「神の思し召し」? =================================== <原油相場は往って来いに> NYMEX原油先物相場は、10月19日の1バレル=52.22ドルをピークに、45ドル水準まで軟化する展開になっている。米大統領選挙に絡んで投資環境がリスクオフ化した影響も否定できないが、基本的には石油輸出国機構(OPEC)の供給管理の実現・実効性に対して懐疑的な見方が広がった影響である。 9月末から10月上旬にかけては、「OPECが供給管理を再開することで合意した」との一点突破で急伸地合を形成したが、その後は最終合意に至るまでの議論が進んでいないこと、実際にOPECの供給管理再開で原油需給の均衡化が達成できるのか疑問視する向きも増えていることなどから、いわゆる「往って来い」型の相場展開になっている。… … …(記事全文5,185文字)
