□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年11月07日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 米大統領選を巡る思惑に一喜一憂している状況ですが、選挙後の金価格動向について検証します。選挙結果次第の不安定な状況ですが、基本となる考え方を紹介します。 =================================== 米大統領選挙後の金価格動向を考えるポイント =================================== <英EU離脱問題のトラウマが残る> グローバルマーケット全体が、米大統領選挙の行方を見守っている。従来はクリントン氏の大統領選勝利でオバマ現政権から政策環境に大きな変化はないとの一種の安心感があったが、クリントン氏の私用メール問題の再燃で再びトランプ氏勝利の可能性も浮上する中、「クリントン大統領」と「トランプ大統領」という二つのシナリオへの準備が求められている結果である。 11月6日には米連邦捜査局(FBI)のコミー長官が、クリントン氏の訴追を求めないとの7月時点の判断を維持すると議会に伝えたことで、週明けのアジアタイムにはリスク回避の動きに一服感も見受けられる。少なくとも当面の訴追リスクが解消されたことは、クリントン氏に対して追い風になる。ただ、8日の投票直前のこうした動きが選挙結果にどこまで影響を及ぼすのかは読みづらく、各マーケットは依然として不安定な相場展開を強いられている。… … …(記事全文5,111文字)
