□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年11月04日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。10月以降の中国コモディティ市況の急騰について、徐々に背景が分かり始めました。国内では主に天然ゴム価格の見通しに影響を及ぼす議論ですが、中国の視点からコモディティ市況を考えてみたいと思います。 =================================== 中国商品市況の急伸を読み解く、10月以降の中国市場で何が起きたのか =================================== <中国当局がついに投機認定> 中国のコモディティ市場がきな臭くなっている。中国国家開発・改革委員会(NDRC)は10月31日、最近の石炭価格の高騰は非合理的であり、持続可能なものではないとの見解を国営メディア新華社を通じて流した。石炭価格が更に上昇する理由はなく、供給量も在庫も増加しているとして、需給動向と関係なく石炭価格が上昇していることに懸念を示した。 鄭州商品取引所(CZCE)の石炭先物相場は、9月末の1トン=538.20元に対して、10月末には620.00元まで、僅か1カ月で15.2%の急伸になっている。出来高をみても、8月には800万枚に満たなかったのが、9月と10月はともに1,400万枚水準に到達しており、突然に売買を伴った急伸相場が形成されていることが確認できる。… … …(記事全文4,264文字)
