□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年09月30日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金相場動向の短観です。FOMC後はやや方向性を失う状況になっていますが、現状と今後の見通しを解説します。ここにきてドイツ銀行の経営問題が新たな攪乱要因として浮上していますが、この問題が金価格にどのような影響を及ぼすのかも検証します。 =================================== ドイツ銀行の経営不安は新たな危機を招き、金価格を押し上げるのか? =================================== <金価格は緩やかなダウントレンドに> COMEX金先物相場は、1オンス=1,330ドル前後の価格水準で上値が重いものの下値を攻めることもできない中途半端な値動きになっている。9月は概ね1,310~1,360ドルがコアレンジになっており、7月の1,380ドル水準から着実に値位置を切り下げていることは間違いない。しかし、3カ月かけても下げ幅は20~70ドル程度であり、明確なダウントレンドが形成されているとまでは結論付けることができない状況になっている。現在の値位置も、100日移動平均線(1,312.00ドル)と50日移動平均線(1,334.20ドル)の中間水準であり、今年前半の上昇トレンドに対してスピード調整を行うレベルの値動きに留まっている。… … …(記事全文5,327文字)
