□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年07月21日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場の短観です。株高でも一向に上昇しない状況ですが、6月までの上昇相場と何が変わったのか、今後はどのような展開が想定されるのかを解説します。 =================================== 需給均衡化期待を背景とした上昇が一服した原油相場、三つの視点で考える =================================== <原油需給均衡化の流れは維持されるも> NYMEX原油先物相場は、6月9日の1バレル=51.67ドルをピークに45ドル水準まで値下りする展開になっている。原油相場はこれまで、国際原油需給の均衡化期待を背景に着実な上昇トレンドを形成し、50ドルの節目を巡る攻防戦に移行していた。5月にはナイジェリアの供給障害も支援材料となり、一気に50ドル台を確立する機運が高まっていた。しかし、このタイミングでイギリスの欧州連合(EU)離脱問題が浮上したことに加えて、ドルが堅調に推移する中、7月入りしてからは買い方ファンドの撤退が行われていることが、原油相場の上値を強力に圧迫し始めている。… … …(記事全文3,970文字)
