□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年12月26日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。前日の金相場に続いて、今回は2015年のプラチナ相場を考える際のポイントを幾つか紹介します。何かプラチナ市場における論点になっており、どのような相場環境でプラチナ価格は上昇・下落するのかを検証します。 =================================== 2015年のプラチナ相場を考える5つのポイント、需給分析が有効になるか =================================== <ドル建てプラチナは、2年連続の下げ相場が確定へ> NYMEXプラチナ先物相場は、改めて1オンス=1,200ドルの節目を割り込む展開になっている。金価格連動で12月9日には一時1,256.30ドルまで切り返していたが、その後は金相場が再び軟調地合を強いられたことが嫌気され、12月22日の取引では年初来安値を更新する展開になっている。同じ白金系貴金属(PGM)であるパラジウム相場は、ロシアからの供給不安を背景に地合を引き締めているが、プラチナ相場にはこうしたロシアからの追い風は確認できず、戻り売り優勢の地合が続いている。 今年は1~6月にかけて南アフリカで過去最大規模の鉱山ストライキが発生したが、昨年末の1,351.70ドルを大きく下回り、2年連続の下げ相場となるのがほぼ確実な情勢になっている。「プラチナ>金」の価格バランスは辛うじて維持されているが、その価格差は縮小傾向が強くなっており、地合いの悪さは否めない状況になっている。… … …(記事全文7,104文字)
