□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年12月22日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。12月の東京ゴム相場は乱高下を繰り返す不安定な地合になっていますが、ここにきてやや上値志向の動きが強くなっています。直接的には円安の影響が大きい相場環境ですが、生産国の最新動向について検証します。タイでは、天然ゴム農家がゴム相場低迷を政権批判につなげ始めていますが、タイ軍事の冷静な対応が高く評価できる状況になっています。 =================================== タイ政府はゴム市場への介入継続も、短期急騰を促す「毒饅頭」は拒否 =================================== <天然ゴム需給よりも円相場> 東京ゴム先物相場は、1kg=200~210円のレンジで底固く推移している。為替市場で円高(ドル安)圧力が一服する中、円建てゴム相場が年末に向けて更に大きく値崩れを起こすリスクは限定的との見方が、短期筋にショートカバー(買い戻し)を迫っている。 原油相場急落でリスク投資環境の先行き不透明感が強まる中、為替市場では円が買われる傾向が強くなっていた。円の何が「安全」なのかは議論がある所だが、現実問題として投資家の評価は「リスク回避局面→円買い」となっている以上、金融市場の不安定な状況が続いている間は、円建てゴム相場に下落リスクが高まることになる。… … …(記事全文4,773文字)
