□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年12月16日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ相場のアップデートです。金価格連動の独自色の乏しい相場展開が続いていますが、需給関連の最新動向をカバーします。特に、12月入りしてからは南アフリカの電力問題がクローズアップされ始めていますが、現状と今後の予想を電力会社の資料に基づいて検証します。 =================================== 南アフリカの電力問題、プラチナ鉱山の操業停止が警戒される時期を検証 =================================== <来年2月と3月が危険?> 南アフリカの鉱山業界で、電力供給問題が再びクローズアップされ始めている。三井物産も12月12日付けのレポートで、「2月と3月には電力需要を満たすことができるのか大きな懸念(significant concerns)がある」と指摘した上で、この問題によって来年1~3月期の白金系貴金属(PGM)相場がサポートされるとの見通しを示している。 南アフリカにおける電力問題は最近になって始まったものではなく、常に綱渡り状態が続いている構造的な問題である。ただ、南半球にある南アフリカではこれから1~2月までに冷房用の電力需要が年間のピークを迎えることで、何かトラブルが生じるとすれば今後数ヶ月に大きなリスクを抱えることになる。… … …(記事全文4,419文字)
