□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年12月12日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム市況のアップデートです。今週は、タイ情勢に大きな変動がありました。情報が交錯しているので何が起きているのか分かりづらい状況ですが、ポイントを絞って解説します。相次ぐ市況対策発表でもゴム相場が動かない中、ゴム農家と政官界との駆け引きが激化しています。 =================================== ゴム農家の要求に怯え混乱するタイ政官界、タイ単独介入期待も高まるが =================================== <農業当局は介入に積極姿勢を示すも> タイ農業・協同組合省のAmnuey Patise副大臣は12月9日、天然ゴム価格を1kg=60バーツで維持するため、同国の天然ゴム市場に介入する用意があることを明らかにした。 この発表が行われた時点でのタイ中央ゴム市場におけるRSS3号の現物相場は52.00バーツとなっていたが(本日は53.00バーツ)、それを15%以上も上回る60バーツを、農業当局としての最低防衛ラインに設定していることが窺える状況にある。200億バーツ(約725億円)の予算を計上して、市場実勢を上回る価格でゴム農家から直接購入を行うことで、年内にはこの60バーツ台を達成したいとしている。… … …(記事全文4,402文字)
