□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年11月27日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。英ジョンソン・マッセイ社が、最新の需給見通しを公表しました。全般的にサプライズ感は乏しい内容になっていますが、5月と比較して需給項目のどのような数値が修正されたのか、2014年のプラチナ価格、15年のプラチナ需給をどのように考えるのかなど、幾つかのヒントが提供されています。GFMSの需給分析などとも比較しながら、プラチナ価格形成の論理について考えてみましょう。 =================================== ジョンソン・マッセイの2014年プラチナ需給報告を検証する =================================== <ジョンソン・マッセイは供給不足見通しを再確認> 英ジョンソン・マッセイ社は11月24日、最新の需給見通しを公表した。 2014年の世界プラチナ需給に関しては、総供給が前年比-72.2万オンスの510.0万オンス、総需要が同-23.5万オンスの851.7万オンス、リサイクル供給が同+25.5万オンスの228.4万オンスとされ、帳尻としては113.3万オンスの供給不足(=510.0万オンス+228.4万オンス-851.7万オンス)が発生するとの見通しが示された(前年は90.1万オンスの供給不足)。今年5月時点では121.8万オンスの供給不足が予想されていたため、需給緩和見通しの程度が若干緩んだものの、総じてタイトな需給環境が想定されていることが確認できる。まだ年末までは1ヶ月強が残されているが、2012年から3年連続の供給不足状態になるのは確定したとみて良いだろう。… … …(記事全文5,149文字)
