□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年11月19日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。南アフリカのプラチナ鉱山業界は、業界団体としての「World Platinum Investment Council」の設立を発表しました。まだ細かい情報は出てきていませんが、代表者が決まり、徐々にその意図する所が明らかになり始めています。最近のプラチナ相場環境の動きを確認した上で、「World Platinum Investment Council」設立の意義についても検証します。 =================================== World Platinum Investment Council、その意図が明らかになり始める =================================== <金価格との相関が悪い方に崩れる> NYMEXプラチナ先物相場は、1オンス=1,200ドルの節目を挟んで揉み合う展開になっている。価格連動性の強い金相場は、良好な需要環境を背景に戻りを試す動きを見せている。11月18日時点でのCOMEX金先物相場は、先月末の1,171.60ドルから1,197.10ドルまで、累計で25.50ドルの上昇となっている。しかし、プラチナ相場は逆に先月末の1,235.20ドルから1,204.60ドルまで30.60ドルの下落となっており、地合の悪さが確認できる状況になっている。 両価格の相関係数(-1~+1の間で両係数の相関度を示す)を計算しても、5営業日で+0.36、10営業日で+0.21と、相関関係が薄れていることが確認できる。金・プラチナ価格のスプレッドも、先月末の63.60ドルに対して、11月18日時点では7.50ドルまで縮小しており、「プラチナ>金」の価格バランスが再び「金>プラチナ」に転換するリスクさえも警戒される状況になっている。… … …(記事全文4,466文字)
