□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年11月11日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。USDA11月需給報告の解説です。今報告ではイールド見通しがどのように修正されるのかが最大の関心事になっていましたが、USDAはどのような報告を行い、それが穀物相場・需給見通しにどのような影響を及ぼすのかを解説します。市場関係者も評価を下しかねている難しい数値もありますが、現時点での考え方を提示します。 =================================== USDA11月を受けてのシカゴ穀物相場、「豊作に売りなし」への移行進む =================================== <トウモロコシは予想外の単収引き下げ> 米農務省(USDA)が11月需給報告(WASDE)を発表した。これを受けてのシカゴ穀物先物相場は、トウモロコシが1Bu当たりで前日比+1.75セントの369.25セント、小麦が同+2.75セントの517.25セントとやや強含む一方、大豆が同-12.75セントの1,027.50セントと急反落するなど、銘柄間で強弱まちまちの反応を示している。 まずはトウモロコシであるが、2014/15年度の米国産期末在庫見通しは、前月の20.81億Bu(在庫率は15.2%)から20.08億Bu(同14.7%)まで0.72億Bu下方修正されている。事前のマーケットでは、21.35億Bu(レンジは18.50億~22.82億Bu)までの上方修正が想定されていたため、下方修正という方向性そのものが相場に対してポジティブ・サプライズであり、トウモロコシ相場が買いで反応したのは極めてロジカルな反応と言える。… … …(記事全文5,090文字)
