□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年11月11日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。11月7日のドル建て金相場は年初来安値を更新した後、米雇用統計の発表を受けて急反発しました。米雇用統計では何が報告され、それが金価格にどのような影響を及ぼしたのかを検証します。また、交錯したシグナルを発している金現物市場の最新動向、そして話題になり始めたスイス中央銀行(SNB)の金保有拡大を巡る国民投票についても、ポイントを解説します。 =================================== 米雇用統計を受けての金価格の考え方 / スイスの金保有拡大というリスク =================================== <米雇用統計に関しては底固さを示したとの評価> 11月7日、米労働省から10月分の雇用統計が発表された。同統計を受けてのCOMEX金先物相場は1オンス当たりで前日比+27.20ドルの1,169.80ドルと急反発し、発表直前の安値1,130.40ドルからは最大で42.90ドル(3.8%)もの急伸地合を形成している。 Bloombergが「10月の米雇用者数の伸びが予想を下回り、逃避需要が再び強まった」と解説しているように、雇用統計の数値が金市場の期待されていた程の強さを示さなかったことが、短期筋のショートカバー(買い戻し)を誘ったというのが一般的な理解になるだろう。… … …(記事全文4,964文字)
