□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年11月07日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。OPECが年次報告の2014年版を発表しました。OPECの調査部門がOPEC産原油を取り巻く環境をどのように分析しているのか、OPEC加盟国の産油政策にも大きな影響がある重要資料です。そこで今回は、同レポートのポイントと、それが現在の原油市場でどのような評価を受けているのかを中心に解説します。 =================================== OPEC年次報告で予測された原油需給環境とサウジの行動とのギャップ =================================== <必要とされることと、実際の行動との乖離> 石油輸出国機構(OPEC)は11月6日、年次報告である「World Oil Outlook 2014」を公表した。これはOPECの調査部門が2040年までの国際石油需要環境をどのように考えているのかを示すものであり、OPEC加盟国の産油政策を判断する際の材料としても重視される傾向が強いものである。 全体でA4版396項という大部のレポートなので、筆者も含めた世界の石油市場関係者は週末に必死に読み込むことになるのだろうが、主要項目にだけ目を通した段階では、「OPEC産原油を取り巻く環境は、当面は厳しい環境が続く可能性が高い」というのが第一印象になる。… … …(記事全文4,598文字)
