□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年11月05日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。穀物相場環境の解説です。10月の穀物相場は久しぶりの反発を見せましたが、何が相場を押し上げたのか、その動きに持続性はあるのか、11月の穀物相場をどのように考えれば良いのかを検証します。国内穀物相場に対しては、円安が大きなインパクトを及ぼしていますが、シカゴ市場の現状を現物需給動向を中心に考えてみましょう。 =================================== 端境期の需給逼迫状態を経て、再び下値不安が強まるシカゴ穀物相場 =================================== <10月のシカゴ穀物相場高を考える> 10月のシカゴ穀物相場は、総じて堅調地合になった。CBOTトウモロコシ先物相場は1Bu当たり前月比+56.00セントの376.75セントとなり、実に6ヶ月ぶりに陽線を引いている。大豆先物相場も前月比+136.00セントの1,049.25セント、小麦先物相場も同+54.75セントの532.50セントと、豊作見通しを背景としたダウントレンドが一服したことが確認できる状況にある。 7~9月期にかけて観測されていた急激なドル高圧力が一服したことを底流に、旧穀需給から新穀需給に移行する端境期の需給に混乱がみられたことが、売り方ファンドにショートカバー(買い戻し)を迫った格好になったと考えている。… … …(記事全文4,389文字)
