□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年11月04日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。10月最終週の金相場は急落し、ついに年初来安値、更には昨年末の安値を更新しました。これは、2010年7月以来の安値であり、金価格は2011年までの急伸地合を逆方向になぞる展開が続いています。前回はFOMCが金価格に及ぼす影響を解説しましたが、その後の金相場を取り巻く環境の変化、最新状況について解説します。 =================================== いよいよ1,000ドルの節目を視界に入れ始めたドル建て金相場 =================================== <買い方ファンドの判断ミスが相場を押し下げる> COMEX金先物相場は、10月21日の1オンス=1,255.60ドルをピークに、10月31日には一時1,160.50ドルまで、僅か8営業日で最大で95.10ドル(7.6%)の急落地合を形成している。 10月上旬には、世界経済の先行き不透明感や金融市場の混乱を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和スタンスが長期化するとの思惑から、短期投機筋がリバウンド狙いの買いを膨らませていた。しかし、金融市場が徐々に落ち着きを取り戻す一方、10月28~29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では一部で期待されていたようなハト派姿勢が示されなかった結果、その後は失望売りが膨らむ展開になっている。… … …(記事全文5,445文字)
