□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年10月30日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。10月28~29日の日程で開催されたFOMC声明文が公表されました。今回は金市場の視点から、声明文の中で重要と思われる点を網羅的に解説します。主に9月会合時に出された声明文との比較を通じて、過去1ヶ月で米金融当局者が米経済環境、そして金融政策環境についての見方をどのように修正しているのかを確認してみましょう。 =================================== 金市場の視点からFOMC声明文を読み解く、裏切られたハト派への期待 =================================== <FOMC声明文は経済活動の拡大傾向を追認> 10月28~29日の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催された。声明文発表前の10月29日のCOMEX金先物相場は、量的緩和(QE)の終了観測から前日比-4.50ドルの1,224.90ドルと上値の重い展開を強いられていたが、声明文発表後は更に1,210ドル台前半まで値位置を切り下げ、10月8日以来の安値を更新している。ドルインデックスも、声明文発表直前の85.3ポイント水準に対して、足元では86.1ポイント台まで切り返しており、こちらは10月6日以来の高値を更新している。 10月のグローバルマーケットは、世界経済見通しの悪化などを背景に不安定な値動きを強いられている。しかし、今回のFOMC声明文は7月から続くドル相場高・金相場安のトレンドを追認する結果になったことが窺える状況になっている。… … …(記事全文5,008文字)
