□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年08月12日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。USDAから9月需給報告が公表されました。今月はイールド見通しの引き上げがほぼ確実視されていましたが、実際にUSDAはどのような修正を行ったのか、それが今後のシカゴ穀物相場にどのような影響を及ぼすのかを検証します。 =================================== USDA9月需給報告、大豆・コーンの比価修正が遅れている余波が示される =================================== <8月降雨のイールド貢献を評価> 米農務省(USDA)は9月11日、最新の需給報告(WASDE)を公表した。2014/15年度の米国産穀物生産ステージは着実に収穫時期に近づいているが、こうした中でUSDAが現在の作柄環境をどのように評価しているのか を窺い知ることができる重要資料になる。 2014/15年度の需給見通しは今年5月から始まっているが、5~7月にかけてのイールド見通しは、過去の傾向と通常の気象環境を前提としたトレンド・イールドが採用されていた。具体的な数値としては、トウモロコシが165.3Bu/エーカー、大豆が45.2Buとなる。この段階で既に過去最高の高イールドだったが、その後の生育環境は過去のトレンドを上回る状況になったことで、現地調査の結果が反映される8月報告では、トウモロコシが167.4Bu、大豆が45.4Buと、更に上方修正が行われていた。… … …(記事全文4,991文字)
