□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年08月10日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場は、急激なドル高が最大の相場変動要因になっており、必ずしも詳細な需給分析は重視されていない可能性が高い情勢です。ただ、OPECバスケット価格がついに100ドルの大台を割り込む中、産油国の動向に対する関心も徐々に高まっています。現在、原油市場で何が話題になっているのかを解説します。 =================================== OPECバスケット価格が100ドル割れ、産油国の論理に対する関心高まる =================================== <原油市場でもドル高ショック拡大> NYMEX原油先物相場は、1バレル=92~93ドル水準で上値の重い展開になっている。対ユーロでドルが昨年7月以来の高値を更新する中、ドル建て商品市況全体に対する下押し圧力が、原油相場に対しても上値の重い展開を強いている。米国はシェール革命によって海外からの原油調達量を削減することに成功しているが、それでも原油相場に対するドル相場の影響を払拭するには至っていないことが再確認できる。 加えて、年末に向けての国際原油需給バランスに対する楽観的な見方も根強く、急落傾向に一定のブレーキは掛かっているものの、未だ押し目形成を確認するには至っていない。特に、ICEブレント原油相場は昨年8月から維持してきた100ドルの大台を割り込むなど、6月下旬から続くダウントレンドに未だ終止符を打てない状況になっている。… … …(記事全文4,494文字)
