□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年08月08日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。先週末には、金市場で関心が高かった8月米雇用統計が発表されました。結果としては市場予測を大きく下回る内容になりましたが、金価格は余り目立った反応を示しませんでした。雇用統計がどのような内容になり、金市場はそこからどのようなメッセージを受け止めたのかを解説します。 =================================== 8月米雇用統計は低調だったが、それでも金価格が上昇できなかった意味 =================================== <8月雇用統計は金市場にとってネガティブ> 米連邦準備制度理事会(FRB)の二大責務が「物価の安定」と「雇用の最大化」となっている以上、米金融政策環境の影響を強く受ける金市場において、雇用市場に関連する統計は重大な関心事になる。 イエレンFRB議長は8月22日にジャクソン・ホールで行われた講演において、「労働市場にどの程度の緩みが存在するかを判断する上で、FRBの二大責務と一致する雇用水準を巡りかなりの不透明性が存在する」と指摘していたが、9月5日に発表された8月雇用統計では、この「不透明性」を低下させることが期待されていた。… … …(記事全文4,504文字)
