□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年08月04日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。8月下旬以降のWTI原油相場は、90ドルの節目を前に押し目形成を打診する展開になっています。現在の原油市場における投機マネーの動向、原油価格が下げ渋っている背景、ウクライナ情勢の考え方、OPECの最近供給動向などについて解説します。 =================================== ウクライナの地政学的リスク低下で、原油価格が上昇したロジック =================================== <WTI原油は90ドルを前に下げ渋る> NYMEX原油先物相場は、1バレル=92.50ドル水準でのサポートを打診する展開になっている。 7月から8月上旬にかけては、1)急激なドル高、2)地政学的リスクに伴う供給トラブルの不発、3)国際エネルギー機関(IEA)の需要見通し引き下げ、4)米クッシング地区の在庫減少一服、5)中国や欧州経済の減速懸念などの様々な要因を背景に、大きく値位置を切り下げた。6月下旬時点ではイラク情勢の緊迫化もあって105.00~107.50ドル水準での取引になっていたが、その後は約1ヶ月半にわたって戻り売り優勢の展開が続いていた。… … …(記事全文4,833文字)
