□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年08月02日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。9月1日の米商品市場はLabor Day(勤労感謝の日)で休場となっていますが、今回は久しぶりにコーヒーと砂糖相場を取り上げます。今年の穀物相場は米国産の豊作見通しで大きく値位置を切り下げていますが、コーヒーと砂糖はどのような値動きになっているのか、需給動向にどのような変化が生じているのかを中心に解説します。これから作付けが本格化するブラジル産の穀物生産環境を考える上でも、ブラジルで生産されるコーヒーと砂糖(サトウキビ)がどのような生産環境にあるのかを把握しておくことは有用でしょう(3,940文字)。 =================================== コーヒー価格に値上げの秋、ブラジルの伝統的な生産サイクルに歪みあり =================================== <値上げの9月> 国内食品分野では、9月1日から新たな値上げラッシュが観測されている。国際的に需給のひっ迫した乳製品分野では、雪印メグミルクが乳製品を5~10円値上げする他、六甲バターは家庭用チーズを6.5~25%減量することで実質的な値上げに踏み切っている。また、マルハニチロはサバ缶などを10~30%値上げするなど、4月1日からの3%の消費増税に続き家計部門への影響が懸念される状況にある。 今回の一連の値上げラッシュには、コーヒー製品も含まれている。UCC上島珈琲は、ブルーマウンテンコーヒー製品のメーカー出荷価格を引き上げており、店頭価格ベースでは40%以上値上がりする可能性があるとの見通しを示している。… … …(記事全文5,170文字)
