□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年08月25日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。先週の金市場は、FOMC議事録とイエレンFRB議長の講演という二つの大きなイベントを消化しました。手掛かり難から膠着状態に陥った金相場にとっては久しぶりの材料になりますが、結果的には金価格は急落という分かり易い反応を示しています。この二つのイベントで、金市場が何に注目して急落したのかを解説します(3,740文字)。 =================================== FOMC議事録/イエレンFRB議長の講演で、金市場が注目したこと =================================== <二つのイベント> 先週は、8月20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月29~30日開催分)の公開、22日にジャクソン・ホールでイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演と、米金融政策に絡んだ重要イベントが相次いだ。 FRBは6月FOMC段階で、当局者16人中で1人が2014年、12人が15年、3人が16年中の利上げ開始を予想していることを明らかにしているため、マーケットでは「2015年のいずれかの時点で利上げが実施される」ことまでは既に織り込まれている。ただ、米金融政策が緩和から引き締め方向へ転換する第一歩とも言える利上げ時期が2015年の1~3月期になるのか10~12月期になるのかは最大で1年近い大きな違いが存在するため、今回の二つのイベントからより精度の高い情報を探ることになっていた。… … …(記事全文4,789文字)
