□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年07月25日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。これから7月末から8月初めにかけて重要イベントが相次ぎますが、金価格の視点でこれらのイベントのどのような点に注目すれば良いのか、どのような内容が想定されるのかを解説します。また、ゴールドマン・サックス社の金価格分析について、短期・長期双方の視点を紹介します。少し分かりづらい議論かもしれませんが、金融政策正常化後の金価格の考え方になります(4,420文字)。 =================================== 重要イベントが続く来週の金価格の考え方 / GSの金価格分析(短期と長期) =================================== <上昇トレンド形成に失敗、やはり3月とは違う> COMEX金先物相場は、7月10日の1オンス=1,346.80ドルをピークに、直近の24日終値では1,290.80ドルまで値位置を切り下げている。6月19日以来、約1ヶ月ぶりの安値を更新した形になる。東京商品取引所(TOCOM)の円建て金相場も、7月11日の1グラム=4,382円をピークに、足元では4,200円台前半まで値位置を切り下げている。 7月はウクライナ東部におけるマレーシア機撃墜事件などもあったが、結果的には継続的なリスクプレミアムの加算に失敗した形になっている。逆に、為替相場が対ユーロで昨年11月以来のドル高(ユーロ安)水準を更新していることや、世界経済に対する信認回復の流れが嫌気され、商品市況全体の中における割高感を是正する動きが優勢になっている。… … …(記事全文5,791文字)
