□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年07月17日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。シカゴ穀物相場は、7月も下値切り下げ傾向が維持されています。先週末に発表されたUSDA7月需給報告でも、需給緩和見通しが再確認されています。一方、ここにきて幾つかのポジティブ材料も見受けられる状況になっています。そこで今回は最新の穀物生産環境・見通しを紹介した上で、相場反転シナリオについても検証してみます(3,817文字)。 =================================== 米国産穀物の豊作環境維持も、穀物相場の下げが永久に続く訳ではない? =================================== <豊作見通し崩れず> 2014/15年度の米国産穀物の豊作見通しが維持されてる。米農務省(USDA)は7月11日に7月需給報告(WASDE)を発表したが、トウモロコシ・大豆ともにイールド見通しは3ヶ月連続でトレンドイールドが維持されており、天候相場の前半戦が終了するも、一向に生産トラブルが発生していないことが窺える状況になっている。 トウモロコシのイールド見通しは165.3Bu/エーカーとされているが、これは旧穀(13/14年度)の158.8Buを4.1%も上回っており、09/10年度の164.7Buさえも上回る可能性が浮上している。大豆のイールド見通しも旧穀の43.3Buを4.4%上回る45.2Buとされており、仮に作付面積の変化がない状況でも4%台前半の増産が可能な状況になっている。… … …(記事全文4,978文字)
